「立川花火大会、帰りの電車に乗れないって本当?」——そう不安に思っている方は多いはずです。国営昭和記念公園で開かれるこの花火大会は、例年数十万人ともいわれる人が集まるので、終わったあとの駅は本当に大変な混雑になります。
実際、花火が終わると立川駅の周辺は歩道まで人で埋まり、駅に入るまでに長い時間がかかることもあります。ただ、これは「知って備えれば」かなり避けられるんです。
この記事では、2026年の立川まつり 国営昭和記念公園花火大会(7月25日〈土〉開催)を前提に、帰りの電車で困らないための考え方と、駅・路線の選び方を、混雑の仕組みからお伝えします。
【編集部の確認方針】
日程・会場・最寄り駅などの情報は、立川まつり花火大会の公式サイト(立川観光コンベンション協会)や各鉄道会社の情報を確認して記載しています。開催日・交通規制・順延の有無や、当日の入場規制・臨時ダイヤは、年や当日の状況で変わります。お出かけ前に、公式サイトと利用する路線の運行情報を必ずご確認ください。
なぜ立川花火大会の帰りは電車に乗れないほど混むのか
まず、なぜ帰りがこれほど混むのかを知っておきましょう。理由が分かると、どの駅を選べばいいのか、いつ動けばいいのかも見えてきて、対策がぐっと立てやすくなります。
会場は、国営昭和記念公園の「みんなの原っぱ」です(2026年から有料エリアになります)。ここに数十万人が集まり、花火が終わった直後にいっせいに近くの駅へ向かうため、駅がさばききれなくなるんです。車で行けないぶん、帰りの人が電車に集中するのも大きな理由です。
近い駅に人が集中して、入場規制がかかる
混雑がいちばん激しいのは、会場のすぐそばの駅です。特に西立川駅は公園に近いぶん人が殺到しやすく、当日は駅の構内や周辺が非常に混雑します。安全のために、主催者側もメインの立川駅を使うよう案内しています。
そのため、「いちばん近いから」と西立川駅へ向かうと、かえって危険で時間もかかりがちです。混雑した駅では入場規制がかかり、改札の外で列に並んでホームに入るまで待つ——これが「なかなか電車に乗れない」と感じる大きな理由です。
とはいえ、立川駅も終了直後は大変混みます。だからこそ「どの駅を使うか」だけでなく「いつ動くか」もあわせて考えることが、帰りを楽にするコツです。この2つを次の章で具体的に見ていきます。
終わった直後(20時15分〜21時15分ごろ)に人が集中する
もう一つの理由が、時間の集中です。花火は例年20時15分ごろに終わり、その直後から多くの人がいっせいに帰り始めます。
つまり、20時15分〜21時15分ごろが最も混む時間帯です。この時間に最寄り駅へ直行すると、いちばん混んでいる駅に、いちばん混んでいる時間に着いてしまう、というわけです。逆に言えば、この山を少しずらすだけで、帰りはぐっと楽になります。
電車で来た人が多いこの花火大会では、帰りの人がほぼすべて駅へ向かいます。車で分散できないぶん、駅の混雑がなかなか解消せず、長く続きやすいのも特徴です。だからこそ、時間をずらす効果が大きいんです。
- 花火が終わった直後(20時15分〜21時15分ごろ)
- 会場に最も近い駅(特に西立川駅)
- 土曜・祝前日など、もともと人出が多い日
- この3つが重なると、待ち時間はさらに長くなる
帰りの電車で困らないための5つの方法
ここからは、帰りの電車で困らないための具体的な方法を5つ紹介します。どれも特別な準備はいらず、当日の動き方を少し変えるだけで、誰でもすぐに実践できるものばかりです。
ポイントは「混んでいる駅・混んでいる時間を、自分からずらす」ことです。この考え方さえ押さえれば、同じ花火大会でも帰りの快適さはまるで変わります。5つ全部をやる必要はなく、できるものから取り入れるだけでも効果があります。順番に見ていきましょう。
- ①終わってすぐ動かず、時間をずらす
- ②西立川駅に殺到せず、キャパの大きい立川駅へ回る
- ③立川駅の複数路線・多摩モノレールを、方面で使い分ける
- ④交通系ICの事前チャージとモバイルバッテリー
- ⑤集合場所と帰りのルートを先に決めておく
①終わってすぐ動かず、時間をずらす
いちばん効くのが、終了後すぐに駅へ向かわないことです。20時15分の終了と同時に動くと、最も混んだ流れに巻き込まれてしまいます。
会場や周辺で30分〜1時間ほど時間をつぶしてから動くだけで、駅の混雑はかなり落ち着きます。公園でひと休みする、開いているお店で涼む——そんな「ひと呼吸」が、結果的にいちばんの近道です。
急がないなら、フィナーレの少し前に切り上げて先に動く、という手もあります。時間をつぶす場所を先に決めておくと、当日あわてずに済みます。「人の波が引くのを待つ」と決めておくだけで、気持ちにも余裕が生まれます。
②西立川駅に殺到せず、キャパの大きい立川駅へ回る
近い駅ほど混む、というのがこの花火大会のポイントです。西立川駅は公園のすぐそばで便利に見えますが、駅が小さく、当日は非常に混雑して危険なため、主催者側も立川駅の利用をすすめています。
立川駅はJR中央線・青梅線・南武線に多摩モノレールも加わる大きなターミナルで、そのぶん多くの人をさばけます。少し歩いてでも、キャパの大きい立川駅へ回るほうが、結果的に早く帰れることが多いです。
会場からの帰り道は、係員の誘導や案内表示に沿って進むのが基本です。近道をしようと規制されたエリアに入ると、かえって遠回りになることもあります。焦らず、流れに乗って立川駅へ向かいましょう。
③立川駅の複数路線・多摩モノレールを、方面で使い分ける
立川駅の強みは、複数の路線が使えることです。行き先の方面によって乗る路線を選べば、混雑や乗り換えを減らせます。
新宿・東京方面ならJR中央線、川崎・府中本町方面ならJR南武線、青梅・拝島方面ならJR青梅線、というように、行き先で乗り場が分かれます。
多摩センターや上北台の方面、京王線・小田急線へ乗り換えたい場合は、多摩モノレール(立川北・立川南)も選択肢です。改札やホームが分かれるぶん、人の流れも分散します。
④交通系ICの事前チャージとモバイルバッテリーを用意する
見落としがちですが、当日は駅の券売機やチャージ機にも列ができます。交通系ICは、行く前に多めにチャージしておきましょう。この一手間だけでも、帰りの列を一つ減らせます。
また、大人数が集まる場所ではスマホの電波が混み合い、地図やキャッシュレス決済、家族との連絡がしづらくなります。モバイルバッテリーと少額の現金を持っておくと、いざというときの安心感がまるで違います。
夏の夜は、暑さ対策も忘れずに。飲み物は事前に用意し、待ち時間に備えておきましょう。混雑の中で長く待つことになっても、水分があるだけで、体への負担がぐっと減ります。
⑤集合場所と帰りのルートを先に決めておく
当日は電波がつながりにくく、はぐれると再合流が大変です。「終わったらどの駅から帰るか」「もしはぐれたらどこで待つか」を、行く前に決めておきましょう。
待ち合わせ場所は、駅の改札前ではなく、少し離れた分かりやすい目印にするのがコツです。駅前は人で埋まって、かえって会えません。特に子連れやグループでの参加は、帰りの駅とルートを共有しておくだけで、混雑の中でも落ち着いて動けます。
子連れの場合は、集合場所に加えて帰りの時間の目安も決めておくと安心です。「フィナーレは見ずに動く」「◯時までに◯◯で合流」と具体的に決めておくと、当日あわてずに済みます。小さな子ほど、待ち時間の負担は大きくなります。
帰りでやりがちなNG行動
逆に、次のような動き方は混雑にはまりやすいので注意しましょう。心当たりがあれば、当日は意識して避けてみてください。
- 花火が終わると同時に、近い西立川駅へ一直線に向かう
- 混んでいても、いちばん近い駅にこだわる
- ICチャージやスマホの充電をしないまま帰る
- 車で行こうとする(駐車場がなく、交通規制もある)
方面・路線別のおすすめ帰宅ルート
最後に、行き先の方面別に、どの路線を使うと帰りやすいかを整理します。立川駅は複数の路線が集まるので、方面に合わせて選べば、混雑も乗り換えも減らせます。
大前提として、いちばん近い西立川駅は混雑必至です。少し歩いてでも立川駅へ回り、時間をずらす、という前提で読んでください。
当日は交通規制で通れる道が限られるため、事前に地図で経路を確認しておくと安心です。行き先の方面が決まっていれば、乗るホームまで先に調べておくとスムーズです。
| 行き先の方面 | 使う路線 | 乗る駅 |
|---|---|---|
| 新宿・東京方面 | JR中央線 | 立川駅 |
| 川崎・府中本町方面 | JR南武線 | 立川駅 |
| 青梅・拝島方面 | JR青梅線 | 立川駅 |
| 多摩センター・上北台方面 | 多摩モノレール | 立川北・立川南 |
| 西立川駅 | 青梅線 | ※混雑・規制で避けたい |
立川駅から乗るなら(中央線・南武線・青梅線)
立川駅は、JR中央線・南武線・青梅線が集まるターミナルです。新宿・東京方面は中央線、川崎・府中方面は南武線、青梅・拝島方面は青梅線、というように、行き先で乗り場が分かれます。
混雑のピーク時間は、ホームや改札も規制がかかることがあります。自分の乗る路線がどのホームかを先に調べておくと、当日スムーズに動けます。急がないなら、駅前で少し時間をおいてから入るのも手です。
立川駅は多くの電車の始発・停車駅でもあります。座って帰りたいなら、少し待ってでも立川駅から乗る価値は十分あります。近い駅で無理に乗るより、立川駅で一本見送るほうが、結果的に楽なこともあります。
多摩モノレールや乗り換えを活用するなら
多摩センターや上北台の方面、京王線・小田急線へ乗り継ぎたい場合は、多摩モノレール(立川北・立川南)が便利です。JRとは駅・改札が分かれるので、人の流れを分散できます。
多摩モノレールは、JRより車両が小さめで本数も限られます。行き先が合う人に向いた選択肢なので、京王線や小田急線へつなぐ場合は、乗り換え時間も含めて経路を確認しておきましょう。
当日は、臨時ダイヤや入場規制で、いつもと勝手が違うこともあります。乗り換えアプリで経路をいくつか用意しておくと、その場の状況に合わせて柔軟に選べます。少し遠回りでも、空いている路線から乗るほうが、結果的に早く帰れることが多いです。
よくある質問
- 立川花火大会の帰りは何時ごろに空きますか?
-
終了直後の20時15分〜21時15分ごろがピークです。会場や周辺で30分〜1時間ほど時間をずらすと、駅の混雑はかなり落ち着きます。急がないなら、あえてゆっくり帰るのがおすすめです。
- 西立川駅と立川駅、どちらから帰るのがいいですか?
-
帰りは立川駅がおすすめです。西立川駅は公園に近いぶん非常に混雑して危険なため、主催者側も立川駅の利用を案内しています。立川駅は複数の路線が使え、多くの人をさばけます。
- 車で行っても大丈夫ですか?
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専用の駐車場はなく、当日は周辺で大規模な交通規制も行われます。車での来場は避け、電車などの公共交通で向かうのが基本です。
- 子連れでも無理なく帰れますか?
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時間をずらす、混雑する西立川駅を避けて立川駅を使う、帰りのルートを先に共有しておく、の3つで負担はかなり減ります。混雑ではぐれやすいので、はぐれたときの集合場所も決めておくと安心です。
- 雨のときは中止・順延になりますか?
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小雨なら決行、荒天の場合は中止となることがあります。開催の可否は当日の状況で決まるため、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
まとめ:帰りは「西立川より立川駅」と「時間ずらし」で乗り切る
立川花火大会の帰りが「電車に乗れない」ほど混むのは、近い駅と終了直後の時間に、大人数が一気に集中するからです。裏を返せば、その2つをずらすだけで、帰りは驚くほど楽になります。
今回紹介した「終わってすぐ動かない」「西立川より立川駅へ回る」「路線を方面で使い分ける」「ICチャージとモバイルバッテリー」「帰りのルートを先に共有」の5つを押さえておけば、混雑の中でも落ち着いて動けます。
2026年の開催は、7月25日(土)です。交通規制や順延の有無、当日の入場規制は年や状況で変わるので、公式サイトと利用する路線の運行情報をあわせて確認して、気持ちよく花火を楽しんでください。

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