「新幹線の1号車って、なんだか人気がないみたい」――座席を選ぶときに、そんな印象を持ったことはありませんか。予約サイトを見ても、1号車だけ空いていることがよくあるんですよね。
先に結論をお伝えします。1号車が敬遠されやすいのは、座席の数が少なく、編成のいちばん端にあって揺れや音を感じやすいと思われがちだからです。ただ、これは裏を返せば「空いていて狙いめ」ということでもあります。
この記事では、東北新幹線のはやぶさを例に、1号車の座席数や揺れ、音のうわさを一つずつ整理します。1号車がどっち側にあるのか、どんな人に向いているのかまで見ていくので、読み終えるころには自分に合う号車が選べるようになります。
この記事の座席数や車両の設備に関する情報は、JR東日本公式サイトのE5系ページと座席表を確認して記載しています。編成や座席の設定は変更されることがあり、揺れや音の感じ方には個人差があります。予約前に、各社の公式サイトで最新の号車・座席もご確認ください。
新幹線の1号車はなぜ人気がないの?
まずは、1号車が敬遠されやすい理由からお伝えします。いちばん大きいのは、座席の数が少なくて選びにくいことです。多くの新幹線で1号車は先頭のとがった形をしていて、そのぶん客室が短く、座れる席が限られています。
くわえて、1号車は編成のいちばん端にあります。端の車両は中央より揺れを感じやすいといわれ、先頭では走行中の音も気になりやすい、というイメージを持つ人も少なくありません。こうした印象が重なって、なんとなく避けられているのが実際のところです。
とはいえ、これらは「人気がない=悪い席」という意味ではありません。空いているからこそのよさもあり、選び方しだいで快適に過ごせます。まずは、よく言われる敬遠される理由を具体的に見ていきましょう。
1号車が敬遠されやすい3つの理由
1号車が選ばれにくいのには、大きく3つの理由があります。どれも「なんとなくのイメージ」も混じっていますが、知っておくと号車選びの判断がしやすくなります。まずは全体像をつかんでおきましょう。
- 先頭形状のぶん客室が短く、座席の数が少ない
- 編成の端にあり、揺れを感じやすいと思われている
- 先頭は走行音やデッキの出入りが気になりやすい
この3つが、1号車が「人気がない」と言われる主な中身です。次からは、それぞれが本当なのかを、はやぶさの実際の座席表や車両の仕組みと照らし合わせながら確かめていきます。思い込みと事実を分けて見ていきましょう。
空いているからこその良さもある
一方で、1号車には空いていることによるよさもあります。人が少なめだと、まわりを気にせず落ち着いて過ごせますし、予約も直前まで取りやすいことが多いです。混み合う時期ほど、この差はありがたく感じられます。
つまり1号車は、短所と長所が背中合わせの号車です。人気がないという言葉に引っぱられず、自分が何を大事にするかで選ぶのが大切です。ここからは、まず「席が少ない」といううわさを検証していきます。
新幹線の1号車は本当に席が少ないの?
「1号車は席が少ない」という声は、実際のところ本当です。東北新幹線のはやぶさで使われるE5系の座席表を見ると、1号車だけほかの号車よりはっきり座席が少なくなっています。数字で見ると、その差はかなり大きいんです。
なぜ1号車だけ少ないのか。その理由は、はやぶさの顔でもある長い先頭部分にあります。ここでは実際の座席数を確かめたうえで、席が少ないと何が起きるのかまで見ていきましょう。まずは、はやぶさ1号車の座席数からです。
はやぶさの1号車は27席で最も少ない
JR東日本の座席表で数えると、E5系はやぶさの1号車は普通車で27席です。となりの2号車が100席あるのと比べると、4分の1ほどしかありません。同じ普通車でも、号車によってこれだけ差があるのは驚きですよね。
| 号車 | 種別 | 座席数の目安 |
|---|---|---|
| 1号車 | 普通車 | 27席 |
| 2号車 | 普通車 | 100席 |
| 9号車 | グリーン車 | 普通車より少なめ |
| 10号車 | グランクラス | 18席 |
表のとおり、1号車と10号車は座席が少なめです。10号車はグランクラスという特別な席なので少ないのですが、1号車は普通車なのに少ない、というのがポイントです。この少なさが、選びにくさや予約の取りにくさにつながっています。
1号車だけ席が少ないのはロングノーズが理由
1号車の席が少ない理由は、先頭の長い鼻のような形にあります。E5系は高速で走るときの音を抑えるため、先頭を長く伸ばした「ロングノーズ」という形になっています。この長い先頭部分は運転席や機器のスペースで、客室ではありません。
そのぶん、1号車の客室は短くなり、置ける座席が減ります。はやぶさは前も後ろもこのとがった形なので、反対の端にある10号車も座席が少なめです。つまり席の少なさは、速く静かに走るための工夫の裏返しでもあるわけです。
この形は、トンネルに入るときの「ドン」という音や振動を抑えるのにも役立っています。1号車の席の少なさは、けっして手抜きではなく、快適さと速さのための設計だと考えると見方が変わります。
席が少ないと予約が取りにくいことがある
席が少ないと、困る場面もあります。連休や年末年始のように混み合う時期は、1号車の27席はあっという間に埋まってしまいます。家族やグループでとなり合わせに座りたいときは、席の選択肢が少ないぶん取りにくく感じます。
反対に、平日や空いている時期なら、席が少なくても十分に取れます。むしろ人が少なくて静かなことも多いです。予約の取りやすさは時期しだいなので、混雑期は早めに、空いている日は1号車もねらう、と使い分けるのがおすすめです。
新幹線の1号車は揺れるって本当?
「1号車は揺れる」という声も、よく聞かれます。これは半分本当で、半分は思い込みです。たしかに編成の端は中央より揺れを感じやすいといわれますが、いまの新幹線には揺れを抑える仕組みも備わっています。
揺れの感じ方には個人差があり、その日の風や速度でも変わります。ここでは、なぜ端の車両が揺れやすいのか、そしてE5系にどんな対策があるのかを見ていきましょう。揺れが気になる人向けの選び方もあわせて紹介します。
編成の端は揺れを感じやすい傾向がある
長い編成の新幹線では、先頭や最後尾など端の車両ほど、左右の揺れを感じやすいといわれます。中央の車両は前後の車両にはさまれて安定しやすいのに対し、端は動きが大きく出やすいためです。1号車は編成の端なので、この影響を受けます。
ただ、これはあくまで「感じやすい傾向」で、はっきり分かるほど揺れるとはかぎりません。線路の状態がよい区間ではほとんど気にならないことも多く、体質や座る位置によっても変わります。過度に心配する必要はない、というのが実際のところです。
E5系には揺れを抑える仕組みがある
はやぶさに使われるE5系には、揺れをやわらげる工夫が入っています。左右の振動を抑える「フルアクティブサスペンション」や、カーブでの乗り心地をよくする車体傾斜装置を備え、高速で走っても快適に感じられるよう作られています。
こうした装置のおかげで、端の1号車でも昔ほど揺れは気になりにくくなっています。新幹線は年々乗り心地がよくなっているので、「端だから揺れてつらい」と決めつけず、まずは一度乗って確かめてみるのがよいでしょう。
揺れが気になるなら中央寄りの号車を選ぼう
それでも揺れが心配な人は、編成の中央寄りの号車を選ぶと安心です。10両編成のはやぶさなら、5号車や6号車あたりが中央にあたります。前後の車両にはさまれるぶん、揺れがいちばん出にくい位置だといえます。
- 揺れを避けたい → 5号車や6号車など中央寄り
- 乗り物酔いが心配 → 進行方向を向いた窓側で外を見る
- それでも不安 → 早めに乗って座席で落ち着く
酔いやすい人は、外の景色が見える窓側で、遠くを眺めるようにすると楽になります。中央寄りの号車と窓側の席を組み合わせれば、揺れが気になる人でも快適に過ごしやすくなります。号車は予約時に自分で選べるので、うまく活用しましょう。
新幹線の先頭車両や4号車はうるさいの?
「先頭車両はうるさい」「4号車がうるさかった」という声も、ときどき見かけます。音の感じ方も人それぞれですが、たしかに場所によって音が気になりやすいところはあります。ここでは、そのしくみを分かりやすく整理します。
ポイントは、うるさいと感じる原因が「号車の番号そのもの」ではなく、「その号車にある設備や人の動き」にあることです。これが分かると、静かに過ごせる号車を自分で選べるようになります。順番に見ていきましょう。
先頭車両は走行音やデッキの出入りを感じやすい
先頭車両は、高速で走るときの風を切る音や、トンネルに入るときの音を、いちばん前で受けます。そのため、人によっては先頭が少しうるさいと感じることがあります。とはいえE5系は防音の工夫が多く、昔ほど気になるものではありません。
むしろ気になりやすいのは、デッキの近くの席です。乗り降りやトイレの利用でドアが開くたびに、通路側だと人の動きや音が届きます。これは先頭にかぎらず、どの号車でもデッキ寄りの席で起こることです。
多目的室のある号車付近はにぎやかなことも
音の面でもうひとつ知っておきたいのが、多目的室や車いす対応の席がある号車です。E5系はやぶさでは5号車あたりにこうした設備があり、小さな子ども連れの人が案内されることがあります。そのため、にぎやかに感じる場面もあります。
これは設備が整っている証でもあるので、悪いことではありません。ただ、静かに過ごしたい人は、この付近を避けて号車を選ぶと落ち着けます。逆に子ども連れの人は、この号車の近くがかえって気楽なこともあります。
特定の号車が常にうるさいわけではない
「4号車がうるさい」といった声もありますが、特定の番号の号車がいつもうるさいわけではありません。そのときに乗り合わせた人や、停車駅での乗り降りの多さで変わるので、たまたま静かなことも、にぎやかなこともあります。
- 静かさを重視するなら、デッキから離れた席を選ぶ
- 多目的室のある号車付近は、にぎやかなことがある
- 音の感じ方には個人差があり、その日の混み具合にもよる
どうしても静かに過ごしたいときは、耳栓やイヤホンを用意しておくと安心です。号車選びだけに頼らず、ちょっとした備えをしておくと、どの席でも落ち着いて過ごせます。うわさだけで号車を決めつけないことが大切です。
新幹線の1号車はどっち側にあるの?
「1号車ってどっちにあるの?」という疑問も多いです。ホームで並ぶときや、進行方向の前か後ろかを知りたいとき、1号車の位置が分かると迷わずにすみます。じつは1号車の位置は、路線ごとに決まっています。
さらに、同じ1号車でも、上りと下りで進行方向の前になるか後ろになるかが入れ替わります。ここを知っておくと、景色を楽しみたいのか静かに過ごしたいのかで号車を選べるようになります。まずは、はやぶさを例に1号車の位置から見ていきましょう。
東北新幹線の1号車は東京寄りにある
東北新幹線のはやぶさでは、1号車は東京寄りの端にあります。数字が増えるほど、新青森や新函館北斗のある北側へ並んでいく形です。10号車のグランクラスは、いちばん北寄りの端になります。
この並び方は路線ごとに決まっていて、東海道・山陽新幹線では逆に1号車が博多寄り、16号車が東京寄りになります。路線が違うと1号車の位置も変わるので、乗り換えるときは号車の位置を確認しておくと安心です。
上りと下りで先頭か最後尾かが変わる
1号車が進行方向の先頭になるか最後尾になるかは、列車の向きで決まります。はやぶさの場合、東京から新青森方面へ向かう下りでは、東京寄りの1号車が最後尾です。反対に、東京へ戻る上りでは1号車が先頭になります。
つまり、同じ1号車でも乗る方向によって役割が変わります。先頭で景色を楽しみたいのか、後ろで落ち着きたいのかによって、下りと上りで選ぶ号車を変える、という手もあります。向きを意識すると、席選びの幅が広がります。
ホームでは号車の案内表示で確認しよう
実際に乗るときは、ホームの足もとや頭上にある号車の案内表示を見れば、1号車がどこに止まるかすぐ分かります。乗車位置の番号が床や柱に書かれているので、それに合わせて並べば迷いません。
駅によっては、階段やエスカレーターに近い号車が決まっています。荷物が多いときや急ぐときは、出口に近い号車を選ぶと移動が楽になります。1号車がその位置にあたる駅もあるので、降りる駅の構造も頭に入れておくと便利です。
新幹線の1号車がおすすめなのはどんな人?
ここまで短所を見てきましたが、1号車には人気がないからこそのよさもあります。空いていて静かなことが多く、選び方しだいでとても快適な号車になります。ここでは、1号車が向いている人を具体的に紹介します。
自分の旅のスタイルに近いものがあれば、1号車は十分に「あり」の選択肢です。はやぶさなら全車指定席で座席も確保されるので、安心して選べます。当てはまる項目が多いほど、1号車を快適に感じられるはずです。どんな人に向いているか、順に見ていきましょう。
静かに過ごしたい人や予約を取りやすくしたい人
まわりを気にせず静かに過ごしたい人には、1号車は向いています。座席数が少なく人も少なめなので、落ち着いて仕事をしたり、ゆっくり眠ったりしやすい号車です。読書や考えごとに集中したいときにもぴったりです。
予約の面でもメリットがあります。混雑期でなければ、人気の中央号車が埋まっていても1号車は空いていることが多く、直前でも席を取りやすいです。とにかく座って移動したい、という人にはありがたい存在です。
ホームの階段や改札に近いと乗り降りが楽
降りる駅で、1号車が階段やエスカレーター、改札に近い位置に止まることもあります。その場合、大きな荷物があっても移動が短くてすみ、乗り換えや出口までがぐっと楽になります。ベビーカーや旅行かばんがあるときに助かります。
どの号車が出口に近いかは駅によって違うので、乗る前に降車駅の構造を調べておくのがコツです。1号車が近い駅なら、多少の短所を差し引いても選ぶ価値があります。移動のしやすさを重視する人は、ここを基準にするとよいでしょう。
はやぶさなら1号車も指定席で安心して選べる
はやぶさやはやては全車指定席なので、1号車を選んでも座席がしっかり確保されます。自由席のように席の取り合いになる心配がなく、乗る前から場所が決まっているのは安心です。1号車を狙うなら、はやぶさは相性がよい列車です。
同じE5系でも、やまびこやなすのには自由席があり、その場合1号車が自由席になることがあります。自由席なら早めに並べば座れますが、確実に座りたいなら指定席がおすすめです。列車ごとの設定は、予約時に確認しておきましょう。
新幹線で快適な号車はどう選べばいいの?
最後に、1号車にかぎらず、快適に過ごせる号車の選び方をまとめます。大切なのは「何を優先するか」をはっきりさせることです。揺れ、静かさ、乗り降りのしやすさなど、重視する点によっておすすめの号車は変わります。
ここで紹介する選び方は、はやぶさだけでなくほかの新幹線でも応用できます。自分の旅のスタイルに合わせて、いちばん心地よい号車を見つけてください。ほんの少し号車を工夫するだけで、移動の時間はぐっと快適になります。目的別に整理していきます。
揺れを避けたいなら中央寄りの号車がおすすめ
揺れや酔いが心配な人は、編成の中央寄りを選びましょう。はやぶさなら5号車や6号車あたりが目安です。前後の車両にはさまれて安定しやすく、長い時間乗っても疲れにくいのが利点です。窓側で外を眺めると、さらに酔いにくくなります。
反対に、揺れがそこまで気にならない人なら、端の号車にこだわる必要はありません。空き具合や景色、乗り降りのしやすさなど、ほかの条件を優先して選んでも大丈夫です。まずは自分が揺れに敏感かどうかを基準にするとよいでしょう。
静かさや空きを重視するなら端の号車も候補
静かに過ごしたい人や、予約を取りやすくしたい人には、1号車のような端の号車が候補になります。人が少なめで落ち着きやすく、直前でも席を取りやすいのが魅力です。仕事や休息のための移動時間にしたい人に向いています。
ただし、多目的室のある号車の近くは、にぎやかになることもあります。静けさを最優先するなら、その付近やデッキから少し離れた席を選ぶとよいです。端の号車は、選び方しだいでとても居心地のよい空間になります。
目的に合わせて号車を選ぶのがいちばん
結局のところ、正解の号車は人によって違います。揺れを避けたいなら中央、静かさや空きなら端、乗り降りのしやすさなら出口に近い号車、というように、自分の目的に合わせて選ぶのがいちばん失敗しません。
- 揺れを避けたい → 中央寄り(はやぶさは5・6号車あたり)
- 静か・空きを重視 → 1号車など端の号車
- 乗り降りを楽にしたい → 降車駅の出口に近い号車
- 子ども連れ → 多目的室のある号車の近く
号車は予約のときに自分で選べます。人気がないと言われる1号車も、目的に合えば快適な選択肢です。うわさに惑わされず、自分に合った号車を見つけて、気持ちよく移動しましょう。
新幹線の1号車についてよくある質問
- 新幹線の1号車はなぜ席が少ないのですか?
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先頭が長い「ロングノーズ」という形で、その部分が運転席や機器のスペースになるためです。客室が短くなるぶん座席が減ります。E5系はやぶさの1号車は27席で、100席ある2号車よりかなり少なめです。
- はやぶさの1号車は揺れますか?
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編成の端は揺れを感じやすい傾向がありますが、E5系にはフルアクティブサスペンションなど揺れを抑える仕組みがあり、昔ほど気になりません。揺れが心配なら5号車や6号車など中央寄りを選ぶと安心です。
- 先頭車両や4号車はうるさいですか?
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特定の号車がいつもうるさいわけではありません。うるさく感じる原因は、走行音より多目的室付近のにぎやかさやデッキの出入りです。静かに過ごしたいなら、デッキから離れた席を選ぶのがおすすめです。
- 新幹線の1号車はどっち側にありますか?
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東北新幹線のはやぶさでは1号車は東京寄りの端にあります。下りでは最後尾、上りでは先頭になります。東海道・山陽新幹線では1号車が博多寄りなど、路線によって位置が変わるので予約時に確認しましょう。
- 1号車はどんな人におすすめですか?
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静かに過ごしたい人、混雑期でも予約を取りやすくしたい人、降車駅で1号車が出口に近い人に向いています。はやぶさは全車指定席なので、1号車でも座席が確保され、安心して選べます。
新幹線の1号車は席の少なさと位置を知って選ぼう
新幹線の1号車が人気がないと言われるのは、座席の数が少なく、編成の端で揺れや音を感じやすいと思われているからです。実際、はやぶさの1号車は27席と最も少なく、これは静かに速く走るためのロングノーズが理由でした。
ただ、揺れはE5系の仕組みで抑えられており、音も号車の番号そのものより設備や人の動きによるものです。1号車は東京寄りにあり、上りか下りかで先頭にも最後尾にもなります。短所と長所は、じつは背中合わせなのです。
だからこそ、1号車は「静かに過ごしたい」「予約を取りやすくしたい」という人にとっては、むしろ狙いめの号車です。揺れが気になるなら中央寄り、というように、自分の目的に合わせて選べば失敗しません。この記事が、あなたの快適な新幹線の旅に役立てばうれしいです。

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